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2008年02月08日 (金) | 編集 |
mepis7_install15.jpg
Symply MEPIS 7.0をインストールしました。

MEPIS 7.0はDebian Etchベースのディストリビューションです。

ウインドマネージャにkdeを採用しています。
ディストリビューターが積極的にメンテナンスをしているので好感度が高いです。
完成度の定評が高く、実際の使用感も申し分が無いのですが、基本言語に日本語が無いです。

今回はインストールと日本語化までをまとめてみました。
なお、vmware上にインストールするにはvmwareでイメージを作成する際にHD形式をIDEにする必要があるそうです。
vmware6形式だとなぜか選べなかったので、vmware5形式を選択して作成しました。
実機にインストールする場合は関係ありません。
mepis7_install00.jpg
CDからブートするとこの画面になります。
一番上を選択するとライブCDとしてMEPISが起動します。

mepis7_install01.jpg
プログレスバーはシンプルというよりややチープな感じです。
ESCキーを押すとブートシークエンスが見られます。

mepis7_install02.jpg
ログイン画面です。
これもややチープな印象、もうちょっと見栄えが良ければ高級感が増しそうなのですが。
rootパスワードは「root」
demoパスワードは「demo」
demoでログインすれば良いです。

mepis7_install03.jpg
ライブCDの起動直後です。

mepis7_install04.jpg
インストールアイコンをクリックするとパスワードを求められます。
先ほどのrootパスワードなので「root」と入力します。

mepis7_install05.jpg
ライセンスの同意文書。
チェックを入れてNextを押します。

mepis7_install06.jpg
ハードディスクの設定画面です。
自動かカスタマイズが選択可能です。
ハードディスクをGpartedでパーティション分割することが出来ます。

mepis7_install07.jpg
分割したパーティションを設定します。
homeパーティションをフォーマットしないで移行する場合は忘れずにpreserveにチェックを入れましょう。
フォーマット形式は ext3 か RaiserFS が選択可能です。

mepis7_install08.jpg
ハードディスクをフォーマットする前の確認です。

mepis7_install09.jpg
ブートローダーであるGrubをインストールする場所を設定できます。
通常は、いじる必要がありません。

mepis7_install10.jpg
必要なものにチェックを入れ、必要無いものはチェックを外すと良いでしょう。
注意としてはGurddogはデフォルトだとSambaなどの通信を阻止されてしまうので、使わない場合は外すと良いです。

mepis7_install11.jpg
コンピュータ名とワークグループの設定です。
ドメイン名は使わなければ適当に。

mepis7_install12.jpg
キーボードとシステムロケールの設定です。
スクリーンショットの様に設定すれば良いですが、インストール直後の起動でSynaptic画面で漢字部分が文字化けします。(大した支障はありません)
コントロールセンター(kcontrol)でロケールを日本へ変更すると英語表記に戻り、rootログインでロケールを日本へ変更すると漢字も日本語になります。(後記に詳細)

mepis7_install13.jpg
デフォルトのユーザーとrootパスワードを設定する画面です。

mepis7_install14.jpg
ハードディスクにインストールする最終確認です。
設定内容は保存されているので、自由に戻ったり進んだりして変更可能です。


ライブCDの起動からハードディスクにインストールするスクリーンショットでした。


mepis7_install15.jpg
以降、この様に日本語化する手順です。

パッケージ類はSynapticでインストールを行います。
#フォントのインストール
ttf-vlgothic
ttf-sazanami-gothic
ttf-sazanami-mincho
#kdeの日本語化パッケージのインストール
kde-i18n-ja
#日本語入力のuimをインストール
uim-prime
(好みでuim-anthyなど)
uim-qt
#OpenOfficeの日本語パッケージをインストール
openoffice.orgl10n-ja


#kdeコントロールセンターでロケールの設定
上記ファイルをインストール後、kcontrolをメニューから立ち上げます。
Regional & Accessibility
 →Country/Region & Language
  →Locale →Default →日本
Applyを押すと適用され日本語で表示される。
  →その他 →(単位を日本風に変更)A4 メートル法

#タイムゾーンを日本に変更
kcontolもしくはデスクトップの時刻表示を右クリックの設定で日本へ設定変更

再起動するとkdeが日本語表示されます。

#kdeコントロールセンターでロケールの設定2
rootでMEPISにログインします。
kdeコントロールセンターで「kdeコントロールセンターでロケールの設定1」の設定を繰り返します。
rootアカウントをログアウトし、ユーザーアカウントでログインし直すと、gtkアプリが日本語化し、uimが使えるようになります。

#uimのツールバーをqtのものに変更
コンソールから
$ su (パスワード入力)
# update-alternatives --config xinput-ja_JP
uim-toolbar-qtに対応する数字を入力
(uim-systrayはgtkのものなので、kdeで使うとシステムトレイの透過が綺麗でなかったりします。)

再度ログインしなおすと完了です。
かなりあっさりと日本語化が完了します。

(注意)MEPIS 6.5で稼働しているPCにMEPIS 7.0をインストールしました。
この手順では日本語化ならずで、どういった手順が一番楽か検討中です。
もし当てにされた方が居たら申し訳ないです。
$ im-switch -c
を使用すれば、qtベースでの日本語入力は可能になります。
/etc/X11/xinit/xinput.d/uim-toolbar-qt
の編集も必要かもです。
2008年2月23日 追記


#mepis-aptnotifyではなく、adept-notifierを使用
なぜかmepis-aptnotifyの動作がおかしく、正しくアップデート件数を表示してくれなくなるので(language-envを使用した場合も同様)synapticからadept-notifierをインストールしました。
日本語化する前は正常動作していたのですが、原因は突き止められませんでした。
adept-notifierの使用方法は、altキーを押しながらF2キーを押し「adept_notifier」でデーモンを常駐させます。
一度起動するとシステム再起動時にもkdeがadept-notifierを自動的に起動してくれます。
成功するとスクリーンショット右下の様なアイコンがアップデートがあることを知らせてくれます。
(スクリーンショットではトレイアイコンにマウスを乗せてメッセージを表示させています)


#雑記
language-envのパッケージをsynapticでインストールし、コンソールから使用した場合でも日本語化に問題はありませんでしたが、上記の方法が一番楽かと思います。

root環境を日本語にしてしまうとなにかあった場合に文字化けで読めなくなるという心配もありますが、ここ最近はそれほど神経質になる必要も無いと思います。
なにより楽なのが良いです。

Firefoxを日本語化するには日本語のFirefoxパッケージをインストールする必要があります。
Debian用のものがどこかに用意されてるでしょうが、Firefoxの代わりにEpiphanyを使うという手もあります。
また、ブラウザ用のFlashやsun java6などが既にインストールされています。
javaの日本語化もsazanamiフォントのインストールによって完了しています。

音楽プレイヤーにAmarok
動画プレイヤーにKMPlayer(MPlayerも入っています)
メッセンジャーにkopete(Gaimと甲乙付け難いです)
ライティングソフトにk3b
アンチウイルスソフトにKlamAV
パーソナルファイアーウォールにGuarddog(Firestarterの方が使い易いです)
パッケージ管理ツールにSynaptic(6.5の頃はAdeptだったような気がします)
など、使い出のあるものは一通りセットアップされているのですぐ使えます。

Debian Etchのapt lineがそのまま使えるので、追加インストールにも困らないでしょう。
パッケージも十分揃っていました。
ただ、Etchがuimデフォルトだったので、scim-anthy(skim-scim-anthy)を使いたい場合は苦労します。
qt-immがデフォルトで用意されていないので、それをクリアする必要があるからです。
面倒な匂いがしたので、素直にuimを設定しました。

ディストリビューターが3Dデスクトップに注力され、mepis独自のパッケージを用意してくれているので、compiz-fusionのパッケージも簡単に導入できます。
Ubuntuと違い、fusion-iconもSynapticからすぐにインストール可能です。

ドキュメント類はDebianとUbuntuのものを参考にすると良いです。
MEPISのフォーラムも英語ですが、活気があり、参考になる文書も多いです。

#使用感
かなり快適で、vmware上ではなく、デスクトップ用途PCのMEPIS移行に揺らいでます。
難を云えば、ブートのプログレスバー画面やログイン画面がチープな事位です。
ログイン画面位なら変更可能ですが、プログレスバーの変更は面倒です。

デフォルトのアイコンセットはややコミカルな印象ですが、完成度は高いアイコンセットです。
Symply MEPIS 6.5と同じものの様です。

kde環境として使うのならば、Ubuntu Gutsyをkde化して使うより良さそうな気がします。
(kubuntuは過去の苦い体験とディストリビューターに積極性を感じない事により使いたくありません)
MEPIS Toolsの付加価値もあります。
特に「MEPIS X-Windows-Assistant」によりxorg.confを設定しなくてもGUIでnvidiaのマルチモニタ設定が可能であったり(UbuntuのようにXinerama設定ではなく)します。
安定度も申し分ありません。
システムの軽快感はvmware上なので判断出来ませんが、kdeなのでgnome環境より軽快でしょう。
異常な負荷などは感じませんでした。

Ubuntuの使用と比べるとqt-imm以外にlanguage-supportのパッケージを入れたい衝動に駆られますが、それが無くても問題無く日本語で使用できるようになります。
scim派は辛い所ですが、uimもなかなか良いです。
むしろuimが好きになっているので、Debianの次期安定版lennyではscim採用との事で複雑な心境です。
今はEtchベースのMEPISも、lennyベースのMEPISになるとscimを使った方が良いのかな、と。

Ubuntu DapperベースのMEPIS 6.5、Debian EtchベースのMEPIS 7.0。
継承されすぎて全然違和感がありません。
パッケージのバージョンなど細かに調べれば違ったりするのでしょうが、使用感に違いを感じないというのは実は凄いことなのでしょうか。

私はMEPIS好きなのでちょっと贔屓目な評価だったかもしれませんが、MEPIS 7.0の出来に文句の付けられる人もなかなか居ないのではないでしょうか。

MEPIS.org(英語)
Symply MEPIS 7.0 ISOイメージのダウンロード
Symply MEPIS 7.0(64bit版) ISOイメージのダウンロード
テーマ:Linux
ジャンル:コンピュータ
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