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2010年05月04日 (火) | 編集 |
upgrade_karmic_lucid.jpg
Ubuntu 9.10 Karmic Koala から Ubuntu 10.04 LTS Lucid Lynx へアップグレード画面

使用環境はkde4環境ですが、UbuntuではGnomeのアップデートマネージャを使うのが無難なので、今回もそれを使いました。
Ubuntu 10.04へのアップグレードはかなり整備されており、以前のようにパッケージが置き換えられないトラブルはひとつもありませんでした。
事前にパッケージの整合性がテストされ、廃止、またはリポジトリに整備されていないパッケージは除外されるようになっていました。
これにより、アップグレードでの信頼性が向上しているでしょう。
(ユーザーが独自設定したファイルでは、パッケージャの用意したものと置き換えるか訊かれます-その応答回数も8.04→9.10、またはそれ以前に比べ必要最小限になっています-glubの設定ファイルで独自設定した場合に応答を間違えるカーネルの違いから起動に支障がありそうです-glubを独自設定する層は間違えないと思いますが-今後は、これらを乱雑に選んでも、起動に支障がないほどになってくれるのを期待します。ちなみにglubの設定を間違えた場合、UbuntuのLIVE-CDから書き換えが可能です)

所要時間はパッケージャのダウンロード(当方の環境では約1.7GB)に約3時間(ダウンロード速度は、ほぼ帯域使い切った状態で速かったです)、アップグレード作業に約3時間ほどでした。
xorg.conf は、アップグレードにより消失したので、設定する場合は、以前の xorg.conf を保存しておくと良いです。

http://ubuntu.mithril-linux.org/releases/10.04/
雑記
Ubuntu 10.04 LTS Lucid Lynx で注目した点は3つです。

Ubuntu One Music Store
Ubuntu One は、Ubuntuのファイルマネージャ Nautilus から容易に利用可能なストレージサービスです。
無料枠の他に有料プランもあります。
そこへ有料楽曲配信の機能を追加した形です。
DRM-Free Musicとし、購入した楽曲に使用制限がありません。
Ubuntuの開発元、Canonical社の収益に貢献し、Ubuntuの開発費にフィードバックされるのも期待したいところ。
ただし、邦楽は整備されていません。

kde4.4の導入
kde4はkde4.4(現時点でkde4.4.2)になったことで、実用に好ましいものへ昇華しました。
kde3もkde3.4で好ましい物になりましたが、kde4もkde4.4でほぼ完成した模様。
(kde4は機能が多いので、細かい機能への改善の余地が見えるとはいえ)
(kde4.3まではFluxBoxとの併用をしていましたが、kde4.4からはkde4のみで満足しています)

"軽さ"を命題に改修をしたようで、より軽快に動作するよう改善されています。
Wacomタブレット使用時の改善は特筆ものです。
マウス操作時にはでない問題でしたが、Wacomタブレットユーザーは、はっきり実感できるでしょう。
(以前はクリックしても正しく動作しない問題がありました)

新たに FluxBox のようなウインドウタブ機能が追加されました。(FluxBox のように真ん中ボタンドラッグで統合する設定も可能)
ただし、まだこのkwinによるウインドウタブの動作がやや重く、不安定です。
kwinによる視覚効果を有効にするとCompiz状の動作が得られますが、これも動作やユーザビリティが向上しています。
仮想デスクトップの設定でデスクトップ毎にアクティビティというものを設定でき、各デスクトップ毎に様々な設定をできる機能も大方出来上がってきています。(まだ動作がとても重く、やや不安定)
体感でCompizの方が動作がやや軽快で、kwinの方がユーザビリティが上な部分もあり、甲乙付け難いです。
(負荷率は2005年以降のPCなら気にする程で無く、各デスクトップ間のウインドウ移動-デスクトップグリッド-が使い易く、ウインドウタブ-Compizにも似たようなものがありますが、使い勝手がいまひとつ-などがあるkwinの方が良さそうです-あまり使わないキューブの使い勝手が良く無いのを考慮しても)

Amarok2.3 も良好で、文字化けも直っています。
ダイナミックプレイリストはとても使い易いです-が、なぜか抽出条件を Amarok2 の再起動時に引き継いくれません。
以前ほどではないものの、有る程度の邦楽カバー画像も自動で拾ってくるようになりました。(申し訳程度のカバーヒット率)
少し前まで Exaile へ逃げていましたが、今では Amarok2 しか起動していません。

個人的に必須テキストツールになっている Basket がkde4に対応し、外観に違和感がなくなりました。

Dolphin で使う右クリックのユーザースクリプト追加以外は、kde4.2.2で万全になりました。
(あるのかもしれませんが、未だによくわかりません…ので、この使用についてのみNautilusを起動しています)

Gnome外観テーマの大幅な変更
他の機能追加に比べて比較的容易だと想像しますが、なぜいままでテコ入れを行わなかったのか不思議でした。
ようやく独自のものになりました。
既存ユーザーはテーマを変更しているかもしれませんので関係薄ですが、注目度は増し、Ubuntuにとってはプラスでしょう。

その他
起動速度が更に高速になった模様です。
SSDにすればすごく高速だそうです。

iPod touch、iPhone に対応したようです。
現物がないので確認していません。
以前は利用可能にするまで、ユーザーのひと手間が必要でした。

Sun Java が外部リポジトリに置き換えとなりました。
Synapticなどでインストールできるようにするには、以下をコンソールから入力すれば良いです。
$ sudo add-apt-repository "deb http://archive.canonical.com/ lucid partner"
その後に以下をインストールすれば良いでしょう。
sun-java6-jre sun-java6-plugin ttf-sazanami-gothic ttf-sazanami-mincho


思う事
今年末まで、または来年2011年、もしくはその次の年にはGnome3がリリースされ、それなりに波乱の予想です。
その前までにUbuntuとKubuntuが統合され、インストール時にGnomeとkdeの選択式になれば、波乱も軽減できるし妥当だと考えます。

Ubuntu 10.04 LTS が計画通りにリリースされ、Debian Squeeze が予定通り延期中です。
それぞれのディストリビューションの性格の一端をを表す事例です。
それぞれ、期日第一、品質第一であるかは判りません。
(シャトルワース氏が、リリーススケジュールを厳守するとは数年前に明言しています)
テーマ:Linux
ジャンル:コンピュータ
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2010/05/05(Wed) 03:14 |   |  #[ 編集]
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