Linux系OSのブログです - 設定メモやアプリケーションを紹介 - デスクトップ用途の記事多め
Google
 
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009年04月28日 (火) | 編集 |
以前のWacomタブレット設定記事が古くなったので、全面的に改稿します。
Ubuntuでの利用を想定しています。
Ubuntu 9.04 Jaunty Jackalopeでの現状と設定方法です。

intuos3での動作確認をしています。
intuos4の対応状況は未取得なのでわかりません。

USB端子に接続するとこれらの機能が有効になります。
ペン-スイッチ(stylus)
消しゴム(eraser)
マウス(cursor)
パッド(pad)のスクロールスイッチをマウススクロール機能として-ボタン不可

これはホットプラグに対応-USBの抜き挿し-しています。
ただし、xorg.confへ記述を行い、設定変更していた場合でも、上記の状態へと復元します。
xorg.confの記述にしたがっては復元しません。

パッドの詳細設定をするにはxorg.confへの記述をする必要があります。
xorg.confへの記述が必要な利用例は2つ、どちらか、あるいはどちらも利用する場合はxorg.confへ記述しなければなりません。
[例1]マルチモニタでモニタ別にデバイス指定を行う場合
[例2]パッドの詳細設定をする場合(デフォルトではボタンが機能しません)

wacom-toolsSynapticからインストールしてパッドや細部の調整を行います。

以下、詳細設定。
xorg.confへ記述を行わないと wacom-tools 内の wacomcpl が機能しません。

xorg.confへの記述例は以前と同様です。
デュアルモニタでの利用例です。
ペン側、消しゴム側を明示的に指定してあります。
シングルモニタでは、そのオプション部分を変更してください。

$ sudo gedit /etc/X11/xorg.conf
と打ち込み、エディタを起動します。

Section "InputDevice"
Driver "wacom"
Identifier "stylus"
Option "Device" "/dev/input/wacom"
Option "Type" "stylus"
# Option "ScreenNO" "0"
#マルチモニタ用の画面選択
EndSection

Section "InputDevice"
Driver "wacom"
Identifier "eraser"
Option "Device" "/dev/input/wacom"
Option "Type" "eraser"
# Option "ScreenNO" "1"
#マルチモニタ用の画面選択
EndSection

Section "InputDevice"
Driver "wacom"
Identifier "cursor"
Option "Device" "/dev/input/wacom"
Option "Type" "cursor"
Option "Speed" "3.0"
#Speed値は数字の変更する事でマウス移動速度変更可
EndSection

Section "InputDevice"
Driver "wacom"
Identifier "pad"
Option "Device" "/dev/input/wacom"
Option "Type" "pad"
Option "USB" "on"
Option "ButtonsOnly" "off"
EndSection

Section "ServerLayout"
Identifier "Layout0"
Screen 0 "Screen0" 1024 0 #モニタ1
Screen 1 "Screen1" LeftOf "Screen0" #モニタ2
InputDevice "stylus" "SendCoreEvents"
InputDevice "eraser" "SendCoreEvents"
InputDevice "cursor" "SendCoreEvents"
InputDevice "pad"
EndSection


xorg.confへの記述が終わって、xserverを再起動します。

wacomcpl.jpg
wacomcplを起動したスクリーンショットです。

デバイスの種別はわかりやすいです。
上から、ペン、消しゴム、マウス、パッドです。
パッドの設定は判り難いですね。
wacom_pad.jpg
ボタンの番号の番号対応図はこちらのようになっています。

キーストローク(KeyStroke)を指定した場合はこのように設定します。
wacomcpl2.jpg
パッドボタン1へキーボードの1を指定した例です。
KeyStrokesの画面、右のリストボタンから特殊キーの指定も可能です。

設定が終わり、[OK]のボタンを押すと、設定変更と同時に ~/.initrc へと自動登録してくれます。
~/.initrc は起動時に自動処理してくれるファイルです。
便利ですね…っと、ちょっと待ってください。
Ubuntuの場合 ~/.initrc は起動時に読み込まれません。
Ubuntuは ~/.initrc ではなく、~/.xsessionrc を起動時に読み込みます。

ディストリビューション毎の仕様により違いがあります。
Ubuntuの場合はそうなっていますが、別のディストリでは違う場合があります。

設定ファイルとして ~/.xsessionrc へマージされるのが本来の使い方なので、手作業で ~/.initrc から ~/.sessionrc へマージしなおす必要があります。
存在しなければテキストファイルとして新規に作成します。
手作業でのマージは、テキストエディタで編集する作業を行います。

Ubuntuでは ~/.initrc への記述は無視されるので、仮の設定ファイルとして残しておいて問題ありません。

パッドのボタンをキーボードの1〜8まで設定した例です。
xsetwacom set stylus Screen_No "0"
xsetwacom set eraser Screen_No "1"
xsetwacom set pad StripRDn "Button 5"
xsetwacom set pad StripRUp "Button 4"
xsetwacom set pad StripLDn "Button 5"
xsetwacom set pad StripLUp "Button 4"
xsetwacom set pad Button8 "CORE KEY 8"
xsetwacom set pad Button7 "CORE KEY 7"
xsetwacom set pad Button6 "CORE KEY 6"
xsetwacom set pad Button5 "CORE KEY 5"
xsetwacom set pad Button4 "CORE KEY 4"
xsetwacom set pad Button3 "CORE KEY 3"
xsetwacom set pad Button2 "CORE KEY 2"
xsetwacom set pad Button1 "CORE KEY 1"


xsetwacom はコマンドとして利用可能可能です。
例えば
xsetwacom set eraser Screen_No 1

xsetwacom set eraser Screen_No 0
をメニューやランチャー、その他スクリプトへ登録しておけば、瞬時消しゴム側のモニタ指定切り替えが可能です。


雑記
Wacomタブレットの利用は、以前より大分楽になりました。
Ubuntu 9.04でのWacomタブレット現状はこんな感じです。

1) デフォルト設定でWacom-toolsが利用できない
2) wacom-toolsの設定ファイル記憶先が間違っている
3) システムメニューにWacomタブレットの設定項目がない
4) USBの抜き挿しにwacom-toolsの設定が再度読み込まれない

状況はバージョンを重ねる毎に改善されてきています。
解消された頃に記事を書き直す予定です。
テーマ:Linux
ジャンル:コンピュータ
スポンサード リンク
----------------------------------------------------------

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
コメント:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。